ところが、恋愛コラムニストの芳麗さんは、「草食系男子は森ガールに憧れていますが、〈逆もまた真なり〉とはいきません」とこう続ける。

「〈森にいそう〉〈透明感がある〉といって、森ガールが〈男に縁遠い〉と決めつけるのは、草食系男子の幻想です。自身の心地良さに貪欲(どんよく)な彼女たちが、セックスにだけ無頓着なはずがありません。むしろ、春奈さんのように積極的です。草食系と付き合っているからといって、憧れの男性像とは言えません」

 草食系はもてあそばれているだけ。巧みにコントロールされる「下僕」も同然だ。

「彼女たちはしたたかです。今の時代、高級ブランド品と派手なメークで飾るより、ナチュラル志向でエコ派を装った方がモテることを、ちゃんと知っているのです」

 では、森ガールが憧れるのは、どんな男性なのか。芳麗さんはそれを「マタギ男」と名づけて、こう定義する。

「彼女たちが求めているのは、奔放なセックスに応えてくれるタフさとサバイバル力。そして、彼女たちのライフスタイルへのこだわりを理解して、ソフトに引っ張ってくれる男性です。大事なのは、あくまで包容力。20代の草食系では、願いをかなえるのは到底無理です。森の中を暴れ回って、のべつ幕なし獲物を襲う、オオカミのような〈肉食系〉も嫌われます」

 森ガールが別世界の遠い存在と思うのは、大間違い。独身男は欲望をソフトに包んで、〈狩り〉に出よう。